2023/03/25

Twitter分析

 ビジネス的にマーケディング分析をするツールは多々あれど、

学術的に分析方法はまた違う。

TwitterがAPIの使用を有料なのか、無料なのか、2月ごろからニュースになっており、

経営陣も変わったことから今後この媒体がどうなっているかはわからないけど、こういうAPI

を用意してくれているところはすばらしいと思う。


2023/04/09追記

Twitter API V2.0がリリースとなり、無償版と有償サービスに分かれたようだ。

有償は$100/monthって、ちょっと高くないか?と思ったが、とりあえず無償版で

なんとかなりそう?と信じている。有益なMediaであるのだから、内部のごたごたを

はやく解決してほしいものです。マスク氏はアンケートの結果をうけて完全に

経営から手をひいたのかしら?



https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33886509/


R package 

rtweet 

https://cran.r-project.org/web/packages/rtweet/index.html

2023/03/23

読書録

ミレニアム

スウェーデンのミステリー小説。出版されたときは世界的に話題になったようで、映画化もされている。確かにミステリー要素は強く、話の展開に引き寄せられるところはある。勧善懲悪が目立っており、そういうのが好きな人にはいいと思う。作者の考える「事件には”必ず”悪者がいる」という考えが、合わない人には合わない。


三体

SF小説であり、世界的に流行った作品。今も流行っている? こちらもミレニアムと同じ三部作。1部はあっという間に読み切ったが、2部が中だるみしてしまう。400年後の世界に向けて、現実的な打開策を打ち出すことの困難さ。話が世界規模で、その点は面白いが少々ぶっ飛んでいる。


果てしない物語

ミヒャエルエンデの作品。主人公のバスチャンの設定がとても魅力的だ。ファンタジー小説ではあるのだけど、なんとも奥が深い。いかに生きるかということを大人にも問うような要素がある。人間とは、欲望と嫉妬から切り離せないのだということを改めて感じる。


線は僕を書く

ほろ苦い青春小説なのだけど、その点についてはまったく共感できなかった。水墨画の世界の魅力は十分に伝わり、勉強になった。


名人伝

名著だ。というかこの人の書く作品はすべて鋭い。人間の中に潜むいろいろな感情を小説の中にでてくる登場人物を通して際立たせて書いている。これは感情というものではないが、どの道においても究めるということはどういうことかを考えさせられる。


仕事の本も読もう。

2023/03/13

How long do you cool down patients after cardiac arrest?


NEJMより。

心肺停止後の体温管理についてのRCT 

36時間 vs 72時間での比較。strokeやcomaなどの発生は両群で差を認めなかったと。

 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2212528


冷やしている間はシバリングを抑えるために、筋弛緩薬を使うことが多く、必然的に

挿管されている。鎮静もされている、

と考えると、72時間より36時間の方が良いかなと思うのだが、

正常体温を保つ程度(冷やさない、上げない)のであれば、その辺の薬も不要なわけで、

高熱よりは良いかとも思う。


2023/03/03

Sepsis and brown adipose tissue

 

交感神経系と褐色脂肪の関連、そして敗血症などにおけるその役割

麻酔においては?


Sepsis Induces Adipose Tissue Browning in Nonobese Mice But Not in Obese Mice

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6190805/


これも。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33534398/

2023/02/20

Temperature memo


Xu F, Zhang C, Liu C, Bi S, Gu J. Relationship Between First 24-h Mean Body Temperature and Clinical Outcomes of Post-cardiac Surgery Patients. Front Cardiovasc Med. 2021 Sep 23;8:746228. doi: 10.3389/fcvm.2021.746228. PMID: 34631839; PMCID: PMC8494946.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34631839/ 

心臓手術後24時間の低体温が予後と関連すると。


Hartmann C, Winzer S, Pallesen LP, Prakapenia A, Siepmann T, Moustafa H, Theilen H, Barlinn J, Gerber JC, Linn J, Reichmann H, Barlinn K, Puetz V. Inadvertent hypothermia after endovascular therapy is not associated with improved outcome in stroke due to anterior circulation large vessel occlusion. Eur J Neurol. 2021 Aug;28(8):2479-2487. doi: 10.1111/ene.14906. Epub 2021 Jun 4. PMID: 33973292.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33973292/

(自然に)低体温になったStrokeの症例で、低体温は予後の改善にはつながらなかったと。


Ziolkowski N, Rogers AD, Xiong W, Hong B, Patel S, Trull B, Jeschke MG. The impact of operative time and hypothermia in acute burn surgery. Burns. 2017 Dec;43(8):1673-1681. doi: 10.1016/j.burns.2017.10.001. Epub 2017 Oct 28. PMID: 29089204; PMCID: PMC7865205.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29089204/

熱傷の手術において、手術時間と低体温、合併症には関連がある。


Xu H, Xie Y, Sun X, Feng N. Association between first 24-h mean body temperature and mortality in patients with diastolic heart failure in intensive care unit: A retrospective cohort study. Front Med (Lausanne). 2022 Dec 20;9:1028122. doi: 10.3389/fmed.2022.1028122. PMID: 36606048; PMCID: PMC9807784.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36606048/

拡張期心不全でICU に入院した患者の体温と予後に関して、低体温は患者の予後と関連していたが、高体温は関連しない。


Tupone D, Madden CJ, Morrison SF. Central activation of the A1 adenosine receptor (A1AR) induces a hypothermic, torpor-like state in the rat. J Neurosci. 2013 Sep 4;33(36):14512-25. doi: 10.1523/JNEUROSCI.1980-13.2013. PMID: 24005302; PMCID: PMC3761054.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24005302/

A1ARの活性により低体温が引き起こされる




2023/02/13

Sepsisにおける輸液の是非


Early Restrictive or Liberal Fluid Management for Sepsis-Induced Hypotension 

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2212663


敗血症の初期治療として、低血圧がある場合に輸液か昇圧薬かを比較したRCT。

多施設(アメリカの60施設)、患者数1500人で750人ずつを振り分け。

アウトカムはall-cause mortality by 90 daysとのことで、結論は差はなく、

制限輸液の優位性は示せなかった。


輸液は浮腫を生むので、入れすぎはよくないと思うが、入れなさすぎはもっと良くない。

と経験上は思う。



2023/02/07