2023/08/07

心臓麻酔における強心薬の多様性

 Anesthesiologyに面白い論文があった。

みんなうすうす気づいていたことなのだけど、心臓麻酔の薬の使い方は病院(もっと言うとどこで教育を受けたか)によって異なる。


Patient-, Clinician-, and Institution-level Variation in Inotrope Use for Cardiac Surgery: A Multicenter Observational Analysis 

https://pubs.asahq.org/anesthesiology/article/139/2/122/138077/Patient-Clinician-and-Institution-level-Variation

アメリカの29病院のマルチセンターで結構なヴォリュームの患者数(2万人程度)を

集めて術中のカテコラミンの使用傾向を調べたもの。

意外だったのが、最も多いカテコラミンがepinephrineであったこと。

DOAが最もすくなく、次いでDOB、ミルリノンを使っている施設も多い。


第一選択がEpinephrineなのか... 

サンプルサイズの計算方法が詳しく勉強になる。





2023/06/04

初フルマラソン 千歳JAL国際

人生で初めて42km走った。

10kmの大会2回、ハーフマラソン2回出てから挑んだが、スタミナ不足を感じた。

フルマラソンの女子中央値が5時間3分らしいのだが、まさにこの中央値。トレイルランニングみたいなコースだった。


明日仕事だからと思うと無理もできず、無難になってしまったけど、スタミナが課題。スタミナがついたら後半もう少しタイムを縮められるかな。


千歳JAL国際マラソンは新緑のトンネルを走れるので、日焼けの心配がすくないことがいい。

そしてボランティアをしてくれている給水所の学生さん(?)の元気なこと!

こちらがものすごく元気をもらえて、この子達にいい未来が待っているといいなぁと

2倍の年齢の私はしみじみ思いました。


備忘録

レース前に1kmほど走っておいてなんとなく違和感があるところにテーピングをしたのがよかった。(皮むけがゼロだった)

ゼリー飲料や水ばかりとっているとだんだん気持ち悪くなってくる。固形物も持っていくべき。(塩味が欲しくなる。どんどん食欲はなくなるけど少し違ったものを食べると元気がでる。)最後ゼリー飲料はもう食べれなかった。

途中で大雨が降ってきたので、ビニールポンチョが役に立った。

レース後のダウンが次の日のために大切。お風呂で足を温めて、冷やしてを何回か繰り返し、ストレッチを入念に。翌日筋肉痛はあったけど、歩けないほどではなかった。

フルマラソンは本人の達成感と盛り上がりに対して、周囲(家族)はまったく同感してくれないことはよくあるらしい。うちもそうだった。夫の冷めた反応よ... 



2023/05/27

麻酔について 研修医

 初期研修の先生と話していると、若いなぁと思うと同時に気づかされることも多々ある。

全身麻酔における意識消失と睡眠の違い、呼吸管理、疼痛の可視化... 


ほめると人は誰でもうれしくなるのねと思うし、こちらも褒められるところが見つかると

うれしいものだ。

2023/05/04

loess 平滑化線を引く

当直中。


非線形モデルを自分で作るのはちょっとなぁと思っていた。

というか、とあるグラフの傾きがある点で変化するのだが、その変化の度合いを

知ることができないかと考えている次第。 


https://knknkn.hatenablog.com/entry/2019/02/28/093423

2023/05/02

宇治茶

 母からお歳暮にもらったお茶がとても美味しく、

こちらでも緑茶を飲もうとおもって、いろいろと買うのだけれども、なんというか、

いまいち自分が求めているお茶と違う。


宇治が地元だったにも関わらず、そんなにお茶に関心はなかったけれども、

ここにきて宇治のお茶が一番おいしい。井手町(宇治のおとなり)のふるさと納税で

煎茶、雁金、玉露のセットをもらった。


やっぱり美味しい。今度京都にいったらいっぱい買って帰ろう。


2023/05/01

Rで心拍変動を読み込む

 ChatGPTが教えてくれた。

しかし、すごいかと思いきや、紹介してくれた論文がPubMedでは全くひっかからないおかしな論文だったりする。情報源が結局、人がオンラインにあげている情報なので非常に不適切なものも。このコードだって、全くもってダメなコードである。RHRV ライブラリの使い方がなっていないし、不親切極まりない。単にRHRVというパッケージがあると教えてくれるだけの方が親切な気もする。

ChatGPTこの先どうなるかしら。


# 心電図データを読み込む

data <- read.csv("ecg_data.csv")

# RHRVを使用して心拍変動を抽出する

library(RHRV)

ecg_data <- createNIHRLEDFilteredECG(data$Time, data$ECG)

hrv_data <- computeHRV(ecg_data)

# ICAを使用して周波数成分を抽出する

library(ica)

ica_result <- fastICA(hrv_data$freq[,c("LF","HF")], n.comp = 2)



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Rubin因果モデルの詳細については、MatchItパッケージのドキュメントなどを参照

2023/04/30

Skin sympathetic nerve activity monitoring / 不自由さをはらむ自由な社会

走りながらPodCastを聞いていて、「自由な社会とは、不自由さを感じる社会」という言葉に妙に納得してしまった。

先日病院で、A先生が、「重要な研究だから早く始めたいのに、倫理審査だのなんだのとめんどくさいことが多すぎる。これでは自由に研究ができない」と嘆いておられて、まあ個人情報保護とかいろいろ大変ですからねぇという話をしていた。これも「自由な社会」ならではの不自由さだろう。

自由な社会とは、自分の思い通りにしようとしたら時間がかかるのだ。そういう不自由さこそが、独裁や独善的な決断を妨げ、その他の人の自由さを担保している。思想や発想は自由だ。しかし行動には不自由さが伴う。それこそが自由な社会が維持されるための要素なのかもしれない。


交感神経活動のモニタリングをどうにかできないかと思っていたら、面白い論文があった。

心電図の電極でモニタリングできるとしたら、簡便かつおもしろい。

https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.utokyo.idm.oclc.org/29150306/


https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.utokyo.idm.oclc.org/31756526/


https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.utokyo.idm.oclc.org/35307584/


Nature Protocol 

ECG and  LabChart

https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.utokyo.idm.oclc.org/32313253/


普通のECGの波形からでも取り出せるのか?
https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.utokyo.idm.oclc.org/34619363/


sympathetic nerve review 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31337503/