nCovが問題なっているが、公衆衛生学で感染症の疫学について面白い講義があった。
(実際の講義はだいぶ前)
感染症の疫学が他の疫学と比べて異なる点
1) 症例や患者自身が疾患を広げるリスクとなる。
(がんや毒物などの疾患ではこういうことはありえない)
2) 接触パターンが疫学的広がりを分析する上で非常に重要になる。
3) 免疫がつくことで疾患を発症しないという現象を考慮する必要がある。
4) 不顕性感染がある
5) 予防が可能である。(ワクチンなど)
6) タイムフレームがある
つまり時間単位、日単位で疾患の広がりや疫学的に考えるべきことが変化していく。
これらの要素を組み合わせて、感染症の広がりは考えていく必要がある
というのが、序論のはじめの部分である。
まず新しい感染症があると、どういう感染経路をたどり、どのような免疫でといった基礎情報の収集と共に感染防止策を講じていかなければならない。
ちょうどBBC で racism and prejudice to China after nCov
という特集をしていた。