2018/11/24

Vacation in Paris 3


 フランスのAED。DAE? 公園に設置されていた


<フランスの医療>
歯医者は看板を見かけるが、いわゆる開業医の看板は全く見かけない。救急医療を行っている医院(病院ではない)はポツポツとあった。開業医はメゾンの一室で予約をとって診療を行うのが通常と聞いていたが、おもてには何もわからない。安全上の理由なのかそれが慣習なのか。
病院にはかからないと実際の医療はわからないが、アクセスが良いものではなさそう。朝の8時ごろ、とある病院の前に人だかりを見つける。明らかに低所得の人々。外気温は1-2度なのにじっと待っている。いつ開くのだろうか。こちらが心配になる。
薬局は日本のコンビニ並み。

<フランスの高校生>
ちょうどリセの下校時間に遭遇した。フランスの高校生は騒々しい。
箸が転んでもおかしい年頃という表現があるが、そんなに集まって何を馬鹿騒ぎしているのか?と思うくらい騒いでいる。これに比べたら日本の高校生のなんとおとなしいことか。分別があるのか、文化の違いなのか、いわゆるどんちゃん騒ぎは欧米特有だと感じる。アジアの国、タイやパキスタンまでいくとよくわからないが、少なくとも日本、韓国、中国において若い子達が集団で派手に騒ぐという光景はあまり見かけないような。
(渋谷のハロウィーンの例があるが、あれは例外?)
その一方で、どこで躾けられるのか、ある種のマナーに関しては徹底していると感じることがある。肉やチーズは必ず一口大にナイフで切る(歯で噛み切らない)、メトロではお年寄りが乗車すると直ちに席を立つ光景に何度も出くわした。

<フランスの車>
12区での観察結果。ベンツ、フィアット、アウディ、ルノー、シトロエン、トヨタ、フォルクスワーゲンが多い。タクシーはトヨタとベンツがほとんどだった。
朝の通勤時間はルノー、シトロエンが多い。ミニバンはシトロエンがほとんど。公共バスはベンツだった。
服の色にはあれほど多彩なのに、フランスの車はほぼほぼ黒、白、紺、灰色の4択である。赤や青の車はほとんどない。

<フランスと日本の報道>
ちょうど日産のニュースが日本を発つときに発表され、フランスでも報道されていたが、報道されたのはたった1日だけだった。それ以降のトップニュースはストライキの事ばかり。そしてマクロン氏がなんとか。。。(聞き取れず)
日本が気にするほど、フランスでは全くニュースになっていない。

<移民の人たち>
私のフランス語がたどたどしいからなのだが、日がたつにつれ、やはり優しいのは移民の人たちだと感じる。20年前にインドのボンベイからやってきたという雑貨屋のおじさん、レバノン料理店のおじさん。屋台のおばさんも流暢なフランス語ではあるが、東南アジアの何処かの国からだろうか。どこの国でもそうだが、おじさんやおばさんは一人旅の女性に優しい。
シリアからの難民や移民がもっと問題なのかと思ったが、全く見ない。もっと南の方なのだろうか。市の周囲を走るトラムにも乗って見たが、ほぼほぼアフリカ人。いわゆる中東の人は少ない。

色々な人に助けられて楽しく旅行でき、感謝しています。