【成人先天性心疾患】
・罹患率は1%程度 VSD、ASD、Ebsteinが多い
【ASD】
・二次孔欠損型が最も多い。
・Qp/Qs > 1.5 で手術適応。
・Amplatzerによる閉鎖ができないものには、Rimの欠損。心房中隔瘤の存在、PHT、欠損孔が38mm以上、PS、MRの合併、PAPVCの合併がある。
・冠静脈洞型ではPLSVCの合併が多い。
・上大静脈型ではPAPVCの合併が多い。
【VSD】
・成人は Qp/Qs > 1.5 Δp@PA > 50mmHgで手術適応。
・最も多いのはII型(膜様部型)ではあるが、小児で手術されるので成人ではまれ。
・バルサルバ洞破裂はRCCの部分で多い。VSD I型(RVOT直下型)との鑑別が必要。
・右室二腔症(RVが2つに分かれている)ではVSDの合併が多い。
先天性心疾患他にもいろいろありすぎてまとめきれない。