樹木の枝は人間の血管のようだ。
密度と相互作用の関係。
要素をベクトルで表すとして、生命を脅かす異常値が出た場合に相互作用はどうなるのか?
まだチャールズ川は凍っている。日の出直後のボストン。
毎週木曜日は7時からグランドカンファレンスがある
今日は低心機能患者の呼吸管理で面白かった。
Driving pressureの重要性。Systemic pressure維持が第一であると。
今日読んだNYTの記事。一体何が言いたいのかよくわからなかった。
single-family zoningに反対なのか、賛成のなのか?最後の文章は皮肉?嫌味?
とりあえず、アメリカには一戸建てしか立ててはいけない地域が山ほどあることがわかった。
https://www.nytimes.com/2021/02/25/opinion/inequality-medicine-law.html
働き始めて4ヶ月くらいたったわけだが、
WB, PCR, IHC (IF) で結果が出るようなところまできた。
そして1月ごろから細胞培養を始めているのだが、
いかんせん、体に身に付くまでに時間がかかるので、自ずとラボにいる時間が長くなる。
結局家とラボの往復しかない毎日だ。
でもこれで幸せなのかもしれない とも思う。
イタリアから来ているRがUSMLEの勉強を始めたと言っていた。
結婚もしているし、歳はきっと30後半くらいだと思うのだけど、すごい。
バイタリティがあるなぁと感心した。
私もあと5年若かったら挑戦して...いたかな。
いやどうだろうか。
気温が氷点下から脱して過ごしやすい。
月曜日、久しぶりに日中に外を歩いてとった写真。
外気温がマイナスの時にスマホを外に出しておくと、とたんにバッテリーがなくなること
をこちらにきて初めて学んだ。
そして今日は久しぶりに氷点下から抜け出し3度という暖かさ。
気温を感じるのは相対的なものだなと思う。
熱がでた時に、うどんが食べられて本当に幸せだと思った。
Hマートで買った1.49ドルのうどん(1個で)。日本なら3個入って100円だけど
遠いアメリカで売ってくれていることに感謝しながらいただいた。
普段なら高いと思って買わないんだけど...
2月13日に2回目のワクチンをうった。
ラボの多くの人が、発熱、悪寒、関節痛、筋肉痛を訴えていて、本当に辛いと言っていたので
どうなるかしらと緊張していたが、投与した当日は特に何もなく、まあ大丈夫かも?
と思っていた。
2日目
翌日朝、ちょっと熱っぽいかなと思ったが、いつも通り起きて朝ごはんを食べた。
10分後、朝ごはんを嘔吐。
全身の寒気、関節痛、まさにインフルエンザのような症状。
ただ、感染しているわけではないので、喉の痛みや鼻水などは全くない。
systemic inflammationのみという不思議な体験。普通の感染では必ず感染場所があるから
そこに炎症が起きるのに、ワクチンによる副作用ではそれが全くないのだ。
しかし本当に何もできなかった。1日をベッドで過ごす羽目になった。
3日目
軽い頭痛はあるものの、ほぼ元に戻った。体のだるさはあるけど、まあもうすぐ治るだろう。
ワクチンに対してネガティブなことを言うわけではないが、(少なくとも医療従事者は
ワクチンを打つべきだろうと思っている)
もう2度と打ちたくないと思うくらいの副作用だった。
Samples for western blotting become in vein. What was wrong? buffer was so diluted?
Maybe. Centrifugation should have been done before soaking liquid nitrogen.
Tomorrow, we have a pig study. the key to success is good communication, I believe.
Sky in the morning.
So cool and so beautiful.
Research for life science looks like to seek a small bean in a huge cup of soup. You can not make ripple because it completely hides the location of a bean. With prudence and incessant curiosity, continue to seek a key bean to find a secret of life.
冬の間中イルミネーションがついている? 朝6時30分にとった写真。
木曜日は朝の7時からGeneral Conferenceがある。今日のテーマはCOVID-19 と肺保護戦略
面白かった。
ICUが満床になってしまった場合に、手術室にある麻酔器も人工呼吸器として使える
ということで、急激に患者が増えた国ではそのように使っていたところもあるのだが、
やはり麻酔器とICUの人工呼吸器は異なるものなのだということを実感するデータだった。
COVIDのARDSの特徴も興味深いが、この先このウイルスはどの程度他のウイルスと「なじんで」くるのだろうか。
約100日経って、PCR、WB、そしてIHC(F)と基礎的なことができるようになってきた。
もちろんプロの人にはかなわないのだけど、自分の実験の仮説をどう立てるか、
それをどうやって証明していくか、そのための基本的な手段(武器)をもっておくことは
重要だ。
まだまだK/OやK/Down、AAVによるベクター発現など学ばなければならない手技はたくさん
あるのだけど、それ以上に仮説をどのように組み立てるのか、
ポジティブコントロールを何にするのか、新規性は何なのか、の方が100倍重要だ。
一言で言うと大局観になるのか。ちょっと違うな。
ボストンの雪はそこまででもなかったが、アメリカ全体ではまあまあひどい吹雪だ。
物流が止まったせいで、延期になってしまった実験系も。
痛みに性差があるのだが、これについての面白い論文。
P2X4R@microgliaの発現が男女によって異なると。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29927790/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26785152/
基本的な技術は必要なのだが、それ以上に大局を掴むことが必要だ。