NEJMより。CABGでのトランサミンの効果および弊害についての研究論文。
多国他施設共同研究。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27774838
n = 4632で、CABGを受ける患者に対して、トランサミン vs プラセボの割り付けを行ったRCT
血栓性の合併症イベントは増えず、輸血量、および出血による再手術の頻度は減少した。
手術の内訳では、96-97%がon pump CABGで行われている。
やはり日本は特殊なのかもしれない。
OPCABGでも同じ結果となるだろうか。
2016年 NEJMの周術期アスピリン内服継続に関する論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26933848