2001年にCirculationに心疾患合併妊娠のリスクについての論文がでた。CARPREG study
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11479246
しかしこの時、先天性心疾患での妊娠患者の数はほとんどふくまれていない。
2010年にCongenital heart diseaseでの妊娠のリスクについての論文がEuropean Heart Journalに発表。 ZAHARA study
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26112887
1802人の先天性心疾患妊婦の分析調査。
妊娠中の合併症で最も多かったのは不整脈(4.7%)、次に心不全と続く。心合併症が起こるリスク因子は、チアノーゼ性心疾患、妊娠前の心疾患治療薬の内服、左室機能(Left heart obstraction 中身を読むと、ASのことのようだが)であった。機械弁と房室弁逆流は中程度のリスク因子であった。
産科的合併症で最も多かったのは高血圧であり、妊婦の病態と産科的合併症の間には相関は認めなかった。