2013/04/13

The older, the more they are sued?


Association between anesthesiologist age and litigation.
Tessler MJ, Shrier I, Steele RJ.
Anesthesiology. 2012 Mar;116(3):574-9. doi:10.1097/ALN.0b013e3182475ebf.
PubMed PMID: 22354239.

Canadaからの研究。 51歳以下の麻酔科医、51歳〜65歳までの麻酔科医、65歳以上の麻酔科医の訴訟のリスク、特性を分析。
51歳〜65歳の麻酔科医は51歳以下と比較して1.14倍訴訟リスクが高く、
65歳以上の麻酔科医では1.50倍のリスクとなっている。(以下51歳以下との比較)

ASAの低い症例では、51−65歳の訴訟リスクに差はないが、65歳以上では2.20と高い。
ASAの高い症例では、51−65歳の訴訟リスクは1.62と高く、65歳以上では1.57である
 (しかし65歳以上では信頼区間が広く、正確性に欠ける)

65歳以上の麻酔科医は地方での勤務が多く、麻酔症例数も少ない。しかしより合併症の多い症例にあたることが多く、これが訴訟の原因になっている可能性もあるが、リスク増かのメカニズムについては今後の議論のあるところ。

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そもそもなぜ51歳でわけたのか? ほかの年齢に区切りをもっていくと、興味深い
差がでなかったからなのか?
専門医 OR 標榜医 OR 指導医で差はあるのだろうか