気づけば、一年前に渡米した日を超えていたので、また日付を1から数え直すことにした。
先日アメリカ文化と日本文化の違いについてつまらない比較をしてみたが、
いやいや、文系的に文化比較をするのではなく、認知機能として考えてみよう。
人の脳は当たり前に思っていることが少しでも異なると、違和感(=不快な感覚)を
覚えるもののようだ。
ロボット工学の分野で大阪大学の教授が「不気味の谷」と名付けた、人間ににたロボットを
見た時の違和感。これは人間と同様だが人間ではないという、無意識の中での生き物の定義
から少しずれた認知を、無意識のうちに「不気味、不快」と思っている。
同じことが、国をまたいで移動した時に起きているのではないかと。
文化として捉えると新鮮であっても、生活の場として捉えると、そのわずかな差異に違和感
を覚える。神経と認知は面白い。