今日はアメリカでお葬式に出てきた。
亡くなったのは私が前に住んでいた家の大家さんで、同じ家の1階に住んでおられた。
渡米してたった3ヶ月で引っ越した理由はあまりにも共用部分が汚かったからで、
物理的にもだし、とにかく物が多く整理整頓されていない...
引越しのことで揉める前は、この少々強引で我の強いユダヤ系アメリカ人の
御婦人との会話はまあまあ面白かった。
かなりもめて引っ越したので、亡くなられてお葬式に呼ばれるとは思っていなかったの
だけど、お世話にもなったし行くことにした。
こちらのお葬式は宗教によって全く異なる。特にクリスチャンでもない彼女の場合は
市のコミュニティーアートセンターで開かれて、生前の写真などが飾られて、
お菓子もあり、ちょっとしたティーパーティーのよう。お葬式のことも
Celebration of lifeというくらいで、生前のその人の人生を振り返って祝うという
暖かいものだった。
「S(大家さん)とは70年もの付き合いなの」と言っていたおばあさんがおり、目には
涙を浮かべておられたけど。
最近アメリカで、まあもうどうしましょうかと思うことが多かっただけに、
ほっこりしたお葬式だった。
よかった。