「再現性」という言葉はあまり臨床研究では聞かない。
再現性を証明するためにもう一度RCTをやり直すなんて聞いたこともない。
そうした曖昧な結論を防ぐために、サンプルサイズの設定があり、研究計画があるのだから。
しかし基礎研究では、みな口を揃えていう。
「再現性を確かめないとね」
もっとも確実な再現性を担保する方法は実験者を変える、ラボを変えても同じ
結果が出ることだ。一人の人間が同じように実験して「再現性があります」といっても
なんの説得力もない。
さてはて。