アメリカに住んで、日本にいた時に誤解していたなと思うことの1つが、
ヨーロッパとアメリカを「欧米」として1つにくくっていたことだ。
欧州とアメリカは全く異なる。文化的にも、そして政治や人々の感覚、生活のシステムが。
欧州から来ている研究者にアメリカについて聞くととても面白い。
賃貸の支払い方法からリサイクル、環境に関する概念まで。
ヨーロッパの国々の中である程度違いはあっても、EUとして一致している。
しかしアメリカは全く異なるのだ。
そんな中、欧州諸国が以下にアメリカとの関係を見直していくかという記事を読んだ。
政治的に不安定なアメリカという国とどう付き合っていくかをこの4年間で学んだ欧州は、今後アメリカとの関係、距離をおき独自の強いEUを目指すだろうと。と言ってもポストメルケルがどうなるのかはまだ誰にもわからない。
日本にはそのような選択肢があるだろうか。アメリカから距離をとるということはイコール中国やロシアの脅威に自ら立ち向かわなければならないということだ。
なんて考えながら、実験のために今日も病院にいる。