n=17 という少なさですが、INVOSの精度を比較している。
クリニカルクエッションは
心臓手術において、INVOSを片側の前額に貼付することで、逆側の脳の酸素化も
推定できるか?というもの。
Prediction of bilateral cerebral oxygen desaturations from a single sensor in adult cardiac surgery
A prospective observational study
https://journals.lww.com/ejanaesthesiology/Fulltext/2018/05000/Prediction_of_bilateral_cerebral_oxygen.7.aspx
患者は17人、CABG(CPB on) もしくは弁置換を受ける患者を対象。
両側にそれぞれ1枚ずつINVOSを貼付し、その差について見ている。
統計解析にBland-Altman法を使用してその精度を見ている。
Bland-Altman法:異なるモニタから得られる結果の一致度を検討する手段
対象患者がそもそも左右左のない患者としているので、なんともというところなのだが、
これが例えばTARとかだとどうなのだろうか?
内頸動脈狭窄がある患者とか?
逆にそういうものがない患者では、INVOSは1枚で十分と言えるだろう。