もう2年目も残りわずかとなってきた。
この2年間はアメリカは激動(いやいつも激動なのかもしれないけど)だった。
2020年の大統領選挙でバイデン氏が選ばれ(結果が出るまで町中がピリピリしていた)、
その次の年の1月にはワシントンの国会議事堂がトランプ支持集団によって
襲撃され(現在これに関する調査が大詰めで、トランプ氏の自宅の家宅捜索結果が
注目されている)、
さらにコロナのワクチンの大量配布とそれでも増え続ける感染者数、
そしてコロナの終焉とともに始まった驚異的なインフレ。円安。
日の単位で物価が上がっていくというのはなかなか経験しないことだ。
私が渡航した時は1ドルが108円で、大統領選挙などの不安定要因から一時期1ドル102円
まで円高になっていたこともある。それがこの1年半であっという間に1ドル139円。
一方で日本の物価の安定さにありがたいと思うと同時に、今後の日本について、
どうなっていくのか不安でもある。アメリカももちろんこのままうまくいくわけではなく、
歯止めをかけなければならない状況だとしても、
ここまで国による物価の差が大きくなると、イコール労働力の安さとなり、
「働いても貧しい」という状況に突き進んでいくのではないかと案じてしまう。
近所のアイスクリームやさんに求人が出ていえt、時給が$22 (3000円!) だった。
かたや時給1000円で働く日本。この日本が経済面でアメリカと対等にやっていくには
どうしたらいいのか、
。。。(と考えたところで、もっと経済を勉強するべきだった。という結論しか出ない。。)
同僚のPと話していて、アメリカって、資本主義と個人主義を(よくも悪くも)極めた国
だという結論になった。
Pはオーストリア出身なのだけど、こういう価値観はアメリカしかないと力説していた。
今後どうなっていくのか...